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2009年2月20日 (金)

白神山地の中を通って

ふと思い出した。

いつのことだろうか・・・

俺が弘前大学に行ってた時だろうか・・・

今は北海道で道警に勤めているJ氏(北大)が弘前に遊びに来た時があった。

確か弘前から鯵ヶ沢経由で深浦まで、今はなきAの札幌ナンバーのエスクードで行った。

その帰り・・・、Aが言った「ここから白神山地を通って弘前に帰れば早いんじゃね?」

J氏「そうだな。」

この決断によって2人はエライ目に遭うことになったのだ。

地図では「28号」と整備された道かのように載せられているが、実際はひどいものであった。クネクネ細道、ガードレールのない崖道が何時間も続いたのである。

道の傍らには「熊出没注意!」の看板が・・・。

何時間も運転して擦れ違った車は・・・たった1台。

荒々しい道を抜けて、ようやく西目屋村の明かりを見た時の感動は今も忘れない。

っていうか、J氏が来たときの旅は、見事にこの事しか覚えていないのである。

それほどの衝撃であった。

あれから時はずいぶんと流れ、2人も年を重ねた。

肩に背負うものも重くなった。

そんな中、もう一度あの道を走ってみてもいいかな?と思える自分がこわい。

うーん、美化されてはいけないぞ。

美しい思い出にしちゃあいけない。

思い誤ってはいけないほどの、過酷極まりない道なのであーる。

そんなJ氏とは、春に再開予定。

↓白神山地を突っ切る恐怖の28号線↓

http://maps.google.co.jp/maps?ll=40.567807,140.101089&spn=0.125184,0.219727&t=h&z=12&oi=map_misc&ct=api_logo&source=embed

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