白神山地の中を通って
ふと思い出した。
いつのことだろうか・・・
俺が弘前大学に行ってた時だろうか・・・
今は北海道で道警に勤めているJ氏(北大)が弘前に遊びに来た時があった。
確か弘前から鯵ヶ沢経由で深浦まで、今はなきAの札幌ナンバーのエスクードで行った。
その帰り・・・、Aが言った「ここから白神山地を通って弘前に帰れば早いんじゃね?」
J氏「そうだな。」
この決断によって2人はエライ目に遭うことになったのだ。
地図では「28号」と整備された道かのように載せられているが、実際はひどいものであった。クネクネ細道、ガードレールのない崖道が何時間も続いたのである。
道の傍らには「熊出没注意!」の看板が・・・。
何時間も運転して擦れ違った車は・・・たった1台。
荒々しい道を抜けて、ようやく西目屋村の明かりを見た時の感動は今も忘れない。
っていうか、J氏が来たときの旅は、見事にこの事しか覚えていないのである。
それほどの衝撃であった。
あれから時はずいぶんと流れ、2人も年を重ねた。
肩に背負うものも重くなった。
そんな中、もう一度あの道を走ってみてもいいかな?と思える自分がこわい。
うーん、美化されてはいけないぞ。
美しい思い出にしちゃあいけない。
思い誤ってはいけないほどの、過酷極まりない道なのであーる。
そんなJ氏とは、春に再開予定。
↓白神山地を突っ切る恐怖の28号線↓
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