悲しい出来事
一昨日、夜のジョギングで出会った子猫。
今日の夕方、同じ道を走りました。
「子猫はどうなったのかなぁ」と気になっていました。
「何処かに行ったんだろうな」
「かわいい子猫だったから、誰かに拾われたかなぁ?」
・・・など、いろいろと思いを巡らせていたのですが、
悲しい事に、息をせず横になっていました。
金曜に見たときよりも、辺りが明るかったので、その姿がよくわかりました。
もこもことした白い毛と丸い茶色の模様、小さな小さな体。
一昨日までは生きていた命。
その事実が信じられなかったAは、その場所を通り過ぎた後、再び猫の元へ戻ってきました。
触ってみても、もう動くことはありませんでした。
ジーッと見ても、やっぱり呼吸していません。
その姿を前に、手を合わせて、その場を離れました。
いろいろ考えました。
「子猫は、どんな気持ちで『ニ゛ャッ』と泣いたのだろうか」
「あの時、家に持ち帰って、何か食べさせてあげたら助かったのかもしれない」
「元気になるまで育てて飼い主を探せばよかった」
・・・など。
大きな後悔が心に残っています。
あの「ニ゛ャッ」という声とクリッとした大きな目が忘れられません。